南米からきた可愛い着生蘭レパンテスとハイグロロンと植えれる君
2018年 06月 21日
本日はこちらをご紹介~!!
Lepantes telipogoniflora
レパンテス・テリポゴニフローラ
オレンジのグラデーションに透ける花弁が綺麗。
他のレパンテスと比較しても花を良く咲かせてくれるので
楽しませてくれる機会が多い優良レパンテスですね。
ということレパンテス界の中でも第1位になるほどの人気種。
現在、オンラインストアにても販売中ですので
ご興味がございましたらこの機会にどうぞ!!
で、本日の本題はレパンテスではなくてこちら~
ハイグロロン
パルダリウムなどに主に使用されるハイグロロンですが
保水性、通気性に優れているため着生植物の床材に最適です。
しかし、着生させて吊るすという行為が
必然的に空気に触れる状況が増えるため
水分が気化しやすくなってしまいます。
これでは長期間の保水性に不安が残りますので
中に「植えれる君」を入れてあります。
植えれる君は保水性にとても優れた素材ですので
ハイグロロンから気化する水分を内部から補えることで
長期間水分補給が可能になりました。
が、基本的には容器内、ケージ内での使用が前提のお話になっております。
海外では小型着生蘭をハイグロロンに着生させるやり方は
良く普及しているようで
コルク材や水苔を使用していないためより清潔に
管理ができることもお勧めポイントです。
無機質でなんか嫌だな~って思った方は
コケなどを一緒に着生してみても良いと思います。
最近、ハイグロロンで聞かれる質問なのですが
「ハイグロロンって車のシートに使ってあるやつと一緒でしょ」って良く言われます。
確かにすごく似ているのですが
答えは全然違います。
先程ご紹介した画像でも分かるようにハイグロロンは見た目メッシュ構造になっていますが
内部にある細かなナイロンファイバーで保水性を高めています。
これが着生植物の根張りを促進させる構造を築いています。
確かに根本的に考えても車のシートは蒸れては困りますし、
着生植物の床はすぐに乾いては困る。
目的が違うので似ていても効果が違うのは当たり前ですね。
巷では似たような商品も販売されているようですので
ハイグロロンの効果をお求めの方はハイグロロンって
表記してある商品をお買い求めください。
本日はこの辺で!!
次回更新をお楽しみに~!!
by zero-plants
| 2018-06-21 17:20
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